【二ノ丸の雑木林】 2019年12月 小川手漉き和紙にパステル画画 841×594(m/m)A1サイズ 池田貴昭 画 |
令和天皇の即位の儀が執り行われた大嘗宮の一般公開が2019年11月21日から12月8日まで行われました。 公開日初日の11月21日に妻と連れだって大嘗宮を参観することにしました。坂下門から入るのですが、 そこに至るまで既に大変な人の列です。 漸く坂下門から入り、富士見櫓を左手に仰ぎ見ながら大番所前を登って 東御苑本丸御殿跡辺りに出ると大嘗宮が見えて来ました。 この大嘗宮を見ると、如何に我が国が木質文化の国であるかが如実に判るような気がします。 守衛さんに、二ノ丸の雑木林の写生を行いたいと聞いてみた処、スケッチくらいならばよいと云うことです。 この雑木林は、武蔵野を再現されたいと云う昭和天皇の御発願によるものということで、 令和ともなると、樹木も程よく成長し、手入れされた典型的な武蔵野の雑木林 を都心に見ることができます。 日を改めて12月12日に再度入園し、11時頃から昼過ぎまでスケッチブックにパステルで写生を行いました。 そのスケッチを素に小川手漉き和紙にパステル画で完成させたのがこの作品です。
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