Journal of Asian Architecture and Building Engineering :【Versatile Design Protocol of Architectural Integration of Photovoltaics】
  
21世紀を記念して日本・中国・韓国の建築学会が合同で刊行することとなったアジア建築学会誌
「Journal of Asian Architecture and Building Engineering (JAABE)」が収録論文を一般公募、
それに応募し、創刊号(2002年3月号)に収録された論文。建築物に太陽電池パネルを装着する場合の
予想出力計算の仕方をまず解説。どのように装着しても予想出力計算が可能であることをまず示した上で、
特に推奨したい太陽電池パネルの装着面の構成法として、一つの屋根の上に装着した太陽電池パネルのある
線形演算合成値が垂直軸廻りに不変となるような回転対称性を獲得するように構成面を形成すつことにより、
その屋根の発電量が略水平面と見做して出力計算することが可能となることを示し、その事例を最終章に
示したもの。ただ、このような構成面の形成法は余り急勾配となるパネル屋根面で形成されるような屋根面には
適用が不向きで、精々15度以内程度の勾配面で構成される屋根面が望ましい。
この論文は、今日(2024年1月)に於いて我国の公的検索サイトJ-STAGE や学術文献の国際検索サイト
Tailor & Francis Online で無償ダウンロードが可能。


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