【玉川上水 春宵】  2013年3月     油彩画  15F 53.0×65.2cm   
                                                              楽環


2013年3月8日退社後、貸ロッカーにしまっておいた画材を携行して、西武多摩湖線の

一橋学園駅で下車、風呂のない畳敷きのどう見ても古い学生向けの下宿舎かなにかを改造したもの

と思われる小平のビジネスホテルに一泊。食事なしの素泊まりで、翌3月9日の早朝チェックアウト、

画材を携行(リュック)して玉川上水を渡り、写生を始めた。朝の内向かって左手から射し込ん

でいた陽は、段々と右手に移動する。未だ3月も日が浅く冬支度で写生に臨んだのであるが、

この日は気温が上昇し昼頃には汗ばむような陽気となり上着を脱いだ。その陽気に誘われ、

くぬぎやこならが一気にふふめり夕方近くにはがそのふふめり色がすっかり暮色に溶け込む

春宵の趣となった。正面には料亭の緑色の屋根が見えているが、画面では赤い屋根に変えてみた。

さらに下流に下ると国木田独歩ゆかりの桜橋に出会う。


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